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企業の人事・労務部門で働く方は、こんな悩みを抱えていませんか?
✔ 日々の業務だけではスキルが伸びない
✔ 人事労務におすすめの資格が知りたい
✔ 資格取得を職場は評価してくれるのか
そこで本記事は、人事労務のおすすめ資格と企業における資格奨励の現状について紹介します。

記事を読むメリットは以下のとおり。
〇 スキルアップに適した資格が分かる
〇 難易度や勉強時間から資格を選べる
〇 企業が奨励する資格を把握できる
具体的には、筆者自身の実務経験をもとに人事労務のおすすめ資格16選をピックアップ!各資格の難易度や、合格に必要な勉強時間を分かりやすく解説します。
労働政策研究・研修機構が行った「企業における資格・検定等の活用に関する調査」の結果から、資格取得に対する企業側の対応についても紹介。記事を読めば、人事労務のおすすめ資格が一目で分かります。
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人事労務のおすすめ資格16選

本サイトで紹介する、人事労務におすすめの資格は以下の16個です。
【人事労務のおすすめ資格16選】
資格 (五十音順) | 規則 規定 | 勤怠 管理 | 労働 契約 | 安全 衛生 | 教育 研修 | 給与 計算 | 社保 手続 | 労務 対応 | 事務 全般 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
衛生管理者 | 〇 | 〇 | |||||||
個人情報保護士 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
雇用クリーンプランナー | 〇 | 〇 | |||||||
社会保険労務士 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
人事総務検定 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
人事総務検定・ 給与計算技能 | 〇 | 〇 | |||||||
日商簿記検定 | 〇 | ||||||||
年金アドバイザー | 〇 | 〇 | |||||||
ハラスメント アドバイザー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
ビジネス実務法務検定 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
マイナンバー実務検定 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
メンタルヘルス・ マネジメント検定 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||||
労働時間適正管理者検定 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||||
労働法務士 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
ITパスポート | 〇 | 〇 | |||||||
MOS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
上記の資格を勧める理由は、人事・労務部門のプロパー業務に対応した学習内容を含んでいるからです。
〇 就業規則や労使協定の作成・締結
〇 社員の勤怠管理や締作業
〇 労働契約の締結・管理
〇 職場の安全衛生管理
〇 全社的な教育・研修の実施
〇 給与計算や年末調整の手続き
〇 社会保険の手続き
〇 労務トラブル対応
〇 書類管理やプレゼン資料作成…etc.
以下、人事労務のおすすめ資格の中から、特徴に応じて3つのタイプをピックアップします。
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人事労務を体系的に学べる資格

上記のおすすめ資格のうち、人事労務に関する内容を体系的に学べる資格は次の2つです。
〇 社会保険労務士
〇 労働法務士
社会保険労務士は、労働基準法や労働安全衛生法をはじめ、労災保険や雇用保険などの労働保険分野、健康保険や厚生年金などの社会保険分野をまとめて学習。

保険料の徴収や一般常識まで網羅しており、法規対応スキルをまんべんなく習得できます。
一方の労働法務士は、企業における労働問題を法的知見によって解決できる人材育成を目的とした資格です。労働契約・安全衛生・労使関係など、給与・社会保険を除いた労務管理全般の知識を学ぶことができます。
社労士と労働法務士の各資格の概要は、以下の記事をご参照ください。
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短期間で習得できる資格

人事労務のおすすめ資格のうち、短期間で習得できる資格は次の3つです。
〇 人事総務検定 ※
〇 人事総務検定 給与計算技能 ※
〇 労働時間適正管理者検定
※2級と3級のみ(1級を除く)
上記の資格を短期間で習得できる理由は、ずばり「試験がないから」です。主催団体(人事総務スキルアップ検定協会)の指定機関(LEC)が行う「特別認定講習」を受けることで取得できます。

実践的な内容を中心に学習するので、即効性も大!
就職・転職・異動等で、早急に人事労務のスキルを身につけたいという方におすすめです。人事総務検定(給与計算技能含む)と労働時間適正管理者検定の講習内容は、以下をご参照ください。
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就職・転職でアピールしやすい資格

人事労務のおすすめ資格のうち、就職・転職でアピールしやすい資格は次の3つです。
〇 衛生管理者
〇 ITパスポート
〇 日商簿記検定
衛生管理者の資格が就職・転職でアピールしやすい理由は、「業務独占型」の資格だからです。
常時50人以上の労働者を使用する企業は、事業場の規模に応じて衛生管理者を選任することが労働安全衛生法で定められています。選任においては「衛生管理者免許」を有する者の中から選ばなければなりません。

そのため、企業にとって衛生管理者は貴重な人材です。
ITパスポートがアピールしやすい理由は、ITスキルを証明する国家資格だから。国家資格とは、一定の要件を備えて、試験に合格した者を国が認定する制度になります。
ITを効率的に活用できるスキルを持った人材として、国のお墨付きを得ている人材です。

信頼性が高く、就職・転職でアピールしやすい資格といえます。
日商簿記検定も社会人が学ぶべき必須スキルとしてアピールしやすい資格です。簿記は、企業の経営状況を把握したり、各部門の費用や収益率を分析する上で欠かせないスキル。
企業のお金の流れを帳簿に記録するためのルールを学習するため「ビジネスの共通語」とも言われます。

日商簿記は業種・職種を問わず評価されるので特にオススメ!
各資格の概要は別記事で詳しく解説しています。気になる方はこちらをどうぞ。

人事労務の各資格の難易度

次に人事労務のおすすめ資格16選の難易度を解説します。本サイトは、各資格の難易度を以下の4段階に分類しています。

難易度の分類にあたり指標としたのは以下の情報です。
✔ 直近10回の試験の合格率
✔ 各資格の公式HPの参考情報
合格率が公表されている資格は直近10回分の平均合格率を算出。非公表の資格は公式HP等に掲載されている参考情報をもとに合格率を推定して難易度分けしました。
別記事で、人事労務のおすすめ資格16選の難易度を詳しく解説しています。気になる方はこちらをどうぞ。
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人事労務の資格の勉強時間

本サイトでは、人事労務のおすすめ資格16選の「合格に必要な勉強時間」も解説しています。

人事労務の資格ごとの勉強時間は以下のとおり。
【人事労務の資格16選の勉強時間】
資格名称 (五十音順) | 勉強時間 (単位:h(時間)) | 学習期間 (単位:w(週)) |
---|---|---|
衛生管理者 | 一種:100h 二種:60h | 一種:10w(2か月半) 二種:6w(1か月半) |
個人情報保護士 | 10~50h | 1~5w(1週間~1か月) |
雇用クリーンプランナー | 20~60h | 2~6w(2週間~1か月半) |
社会保険労務士 | 500~1,000h | 50~100w(1年~2年1か月) |
人事総務検定 | 1級:15~45h 2級:講習受講 3級:講習受講 | 1級:1~4w(1週間~1か月) 2級:2.5h×4回 3級:2.5h×2回 |
人事総務検定 (給与計算技能) | 1級:15~22.5h 2級:講習受講 3級:講習受講 | 1級:1~2w(1~2週間) 2級:2.5h×2回 3級:2.5h×1回 |
日商簿記検定 | 1級:400~800h 2級:100~250h 3級:50~100h | 1級:40~80w(10か月~1年8か月) 2級:10~25w(2か月半~6か月) 3級:5~10w(1か月~2か月半) |
年金アドバイザー | 2級:60h~ 3級:30~60h | 2級:6w~(1か月半~) 3級:3~6w(3週間~1か月半) |
ハラスメント アドバイザー | 9~30h | 1~3w(1~3週間) |
ビジネス実務法務検定 | 1級:200~250h 2級:60~100h 3級:45~60h | 1級:20~25w(5~6か月) 2級:6~10w(1か月半~2か月半) 3級:4~6w(1か月~1か月半) |
マイナンバー実務検定 | 10~30h ※1~3級共通 | 1~3w(1~3週間) ※1~3級共通 |
メンタルヘルス・ マネジメント検定 | Ⅰ種:100~120h Ⅱ種:30~50h Ⅲ種:10~20h | Ⅰ種:10~12w(2か月半~3か月) Ⅱ種:3~5w(3週間~1か月) Ⅲ種:1~2w(1~2週間 |
労働時間適正管理者検定 | 講習受講 | 2.5h×2回 |
労働法務士 | 23~70h | 2~7w(2週間~1か月半) |
ITパスポート | 60~180h | 6~18w(1か月半~4か月半) |
MOS | 30~90h ※MOSスペシャリストの場合 | 3~9w(3週間~2か月) |
上記の勉強時間の算出にあたり、指標とした情報は次の3つです。
✔ 予備校がうたう標準的な勉強時間
✔ 各資格の試験対策講座の受講時間
✔ 学習科目、出題範囲、試験形式
資格の予備校が提示する合格までの勉強時間や試験対策講座の受講時間、各資格の学習科目、出題範囲、試験形式(記述 or マークシートなど)をもとに算出しました。

認定講習で取得できる資格は、講習の時間を記載しています。
資格試験に挑戦する際は必要な勉強時間を把握し、試験日から逆算して勉強を始めるなど計画的に学習しましょう。
別記事で人事労務のおすすめ資格16選の勉強時間を詳しく解説しています。気になる方はこちらもどうぞ。
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企業の資格や検定の奨励状況

最後に企業における資格や検定取得の奨励状況について紹介します。
実は、日本企業の多くは社員の能力開発の一環として資格・検定の取得に積極的です。主な理由は、長期雇用を前提とした企業が多く、社員の教育投資への比重が大きいから。

特に、次のような理由で資格・検定の取得を奨励する傾向があります。
✔ 業務に必要なスキルを習得できる
✔ 法規関連業務の対応に役立つ
✔ 顧客からの信頼獲得につながる…etc.
また、資格や検定を取得した社員へ、次のような措置(褒美)を講じる場合があります。
〇 昇進昇格に反映
〇 配置変更や人事異動に反映
〇 手当の支給
〇 一時金の支給
〇 社内における表彰
上記は、いずれも(独)労働政策研究・研修機構が2014年に行った「企業における資格・検定等の活用に関する調査」データを元にしたものです。
調査では、企業が奨励する具体的な資格や検定、資格・検定を重視する主な理由、奨励する部門も示されています。以下で、企業が奨励する資格や検定、取得支援策を解説しているので、気になる方はどうぞ。
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まとめ
以上、人事労務のおすすめ資格16選と関連情報を紹介しました。

人事労務の資格は種類に応じて難易度や勉強時間はさまざまです。
資格試験に挑戦する際は、資格の特徴や難易度をリサーチしつつ資格取得の目的と照らし合わせて選ぶようにしましょう。
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